2発給弾が起こる原因が知りたい! 改善のポイントや解消のコツを紹介

「なぜいつも2発給弾が起きてしまうのか」「改善したいけれど方法が分からない」などと、エアガンの2発給弾で悩んでいる方は多いでしょう。2発給弾は電動ガンでよくあるトラブルです。解消するためには、まず原因を把握することが大切なポイントとなります。

そこで、本記事では、2発給弾を起こす原因や解消方法について解説しましょう。

  1. 2発給弾とは?
  2. 2発給弾が起こる原因は?
  3. 2発給弾を解消するには?
  4. 2発給弾に関してよくある質問

この記事を読むことで、2発給弾の悩みから解消するためのポイントが分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.2発給弾とは?

まずは、2発給弾がどのような状態のことなのか、基本情報をチェックしておきましょう。

1-1.よくある給弾トラブルの1つ

2発給弾を簡単に説明すると、1撃で2発の弾丸が飛び出してしまうことです。通常、エアガンのトリガーを引くと、弾丸が1発だけ出てきます。けれども、給弾不良を起こしていると、1度に2発の弾丸が飛び出してしまうのです。「1度でたくさんの弾が出てくるなら一石二鳥なのでは?」と初心者は思いがちですが、2発給弾にはさまざまなデメリットがあります。できれば、2発給弾といった給弾トラブルは早めに解消しておきたいものです。

1-2.まともに撃つことができない

2発給弾を起こしていると、相手に狙いを定めてまともに撃つことができなくなってしまいます。サバイバルゲーム(サバゲー)において、相手(敵)へ正確にBB弾を当てるのはとても重要なことです。きちんと狙いを定めたはずなのに、2発給弾を起こしてしまうと相手にうまく当たらず、サバゲーを楽しめなくなってしまいます。また、まともに撃つことができなくなるほか、弾が思うように出なかったり、ジャラジャラと音がなって居場所がバレてしまったりする恐れもあるでしょう。さまざまな面で不利な状況になってしまうため、2発給弾は早めに解消すべきです。

1-3.電動ガンの種類によっては2発給弾が起こりやすいことも

2発給弾が起きる原因は後ほど説明しますが、電動ガンの種類によっては起こりやすいタイプもあります。たとえば、パッキンが古くなっている電動ガンです。現在、サバゲーで使われているエアガンはほとんどが電動ガンで、1度に何度もBB弾を出すことができます。
中でも、チャンバーパッキンと呼ばれる部品は、ゴムでできており、マガジンから上がってきたBB弾をインナーバレルに送り込む必要な部分です。押し込まれたBB弾がチャンバーパッキンによって保持されており、この状態でピストンが前進するとノズルから噴出します。つまり、このチャンバーパッキンが劣化している電動ガンは、うまくBB弾が保持できず、2発給弾といった給弾不良を起こしてしまうのです。

1-4.初弾だけ2発給弾になることもある

電動ガンで撃つたびに2初給弾になるケースが多いですが、初弾だけ2発給弾を起こすこともあります。最初だけ2発給弾になってしまい、その後は正常に撃つことができるケースです。なぜ初弾以降だけ2発給弾になってしまうかは、後ほど【2.2発給弾が起こる原因は?】で説明しますが、ほかに電動ガンで異常が起きていないか確認することも大切でしょう。長く使い続けている場合、電動ガンの寿命が関係しているかもしれません。現在、どのような現象が起きているのか、改めて確認することをおすすめします。

2.2発給弾が起こる原因は?

では、なぜ2発給弾が起こってしまうのでしょうか。主な原因をいくつか紹介します。

2-1.2発給弾のメカニズムをチェック!

2発給弾を解消するためには、まずメカニズムを把握することが大切です。2発給弾を起こすメカニズムは、1発目の給弾が大きなポイントとなります。通常、1発目が給弾するとそこで弾は止まるものですが、2発給弾は1発目が給弾されると弾がズレて2発目が出てしまう状態のことです。これは、チャンバーの構造やマガジンの弾上げの力が強すぎることが原因といえるでしょう。チャンバーとは、前述したように、BB弾を保持している場所のことです。チャンバーの構造とマガジンの弾上げが力を加えすぎてしまうと、誤って2発目を出してしまうことになります。つまり、チャンバーの不具合によって、BB弾がズレてしまっているのが原因です。

2-2.チャンバーがゆるい状態なのも原因

チャンバーが強すぎる構造もよくありませんが、逆にゆるくなっている状態も2発給弾を起こしてしまう原因の1つです。電動ガンの給弾は、マガジンから上がってきた弾がきちんとチャンバーパッキンとノズルの間で停止し、ノズルによってチャンバー内に弾が押し込まれることで成り立っています。けれども、チャンバーパッキンがゆるくなってしまうと、弾がきちんと停止せずにチャンバー内で転がり込んでしまうのです。その結果、空いたスペースにマガジンから上がってきた弾が入ってしまい、ノズル前に弾が2発セットされてしまうことになります。よって、チャンバー部分がゆるかったり、組み込みが雑になったりしていると2発球団が起こりやすくなるのです。

2-3.ホップラバーが傷んでいる・調整が弱すぎる

初弾だけ2発給弾になってしまう原因は、ホップラバーが傷んでいるか、調整が弱すぎる可能性があります。ホップラバーとは、弾道に最も影響するパーツの1つです。チャンバーパッキンやテンションラバーはBB弾にある程度の回転を与え、ホップアップ効果を生み出しています。ホップラバーはBB弾が発射されるときに、常に一定量の力が加わり回転が安定しやすくなる重要なものです。そのホップラバーが傷んでいたり、調整が弱すぎたりしてしまうと、回転が不安定になり2発給弾といった給弾トラブルが起こりやすくなります。ホップラバーが傷んでいる場合は、交換するか買い換えを検討したほうがいいかもしれませんね。

2-4.ノズルの後退位置が足りない

2発給弾が起こるのは、ノズルの後退位置が大きく関係しているケースもあります。ノズルの後退位置が足りない状態だと、2発給弾といった給弾トラブルが発生しやすくなるのです。ノズルの後退位置が足りないとは、どのような状態なのでしょうか。つまり、BB弾が本体(チャンバー)内にきちんと給弾されない状態のことです。基本的に、BB弾が発射されるときは、ギアが回転した際にタペットプレートもピストンに連動して後退します。そして、タペットプレートに取りつけられているノズルも連動して動き、BB弾を押し出しているのです。けれども、ノズルが十分に下がりきっていない状態だと、思うようにBB弾を押し出すことができません。そのせいで、2発給弾が起きているのです。

3.2発給弾を解消するには?

ここでは、2発給弾を解消する方法とポイントについて解説します。

3-1.チャンバーに溝をつける

サバゲー経験者がよくやっている解消法は、チャンバーに溝をつけることです。チャンバーに溝をつけたりへこませたりすることで、BB弾がズレないように加工できます。BB弾がズレなければ2発給弾が起きず、きちんと狙いを定めた場所に当てることができるでしょう。なお、溝をつけるときは、ドリルを使います。φ3.5mmのドリルを使う場合、1.5mm程度の溝をつけるといいでしょう。あくまで目安となりますが、BB弾がきちんと止まる程度の深さを作れば2発給弾は解消できるはずです。

3-2.ノーマルパッキンに交換する

チャンバー部分の組み込みが雑になっていたり、パッキンがゆるくなっていたりする場合は、調整するか、ノーマルパッキンに交換することをおすすめします。ノーマルパッキンに交換し、慎重に組んでみてください。交換しても2発給弾が起こる場合は、給弾部分が細くなるように工夫します。チャンバー内に装塡された弾に影響しないよう、何らかのテープを巻くなどの方法があるでしょう。パッキンを変えたり工夫をしたりしてみても改善できない場合は、買い換えを検討するのも選択肢の1つです。

3-3.ノズルを交換する

ノズルが長いせいで2発給弾が起きていることも考えられるので、ノズルを交換するのも解消方法の1つでしょう。試しに、ノズルを交換してみてください。交換して、きちんとノズルの位置が後退しているなら、2発給弾が起こらないはずです。交換して実射テストも行ったのに、思いどおりに給弾できなかった場合は、ノズルの長さ以外が原因といえるでしょう。2発給弾は、パーツの組み合わせが悪いことで起こる可能性もあります。どんなにいいパーツでも組み合わせが悪ければ、給弾不良が起こることを覚えておいてくださいね。

3-4.ミリタリーショップや詳しい人に相談する

自分でいくら工夫をしてみても原因が分からなかったり、2発給弾が解消されなかったりする場合は、詳しい人に相談することをおすすめします。特に、初心者はパーツを交換したくても具体的な方法が分からずに悩んでいることでしょう。無理に自分で修理してしまうと、余計にややこしくなってしまうので詳しい人に相談したほうがベストです。ミリタリーショップやサバゲーフィールドの中には、電動ガンの相談にのってくれるところがあるでしょう。また、サバゲー経験者はさまざまなトラブルを経験している可能性があるため、質問してみるといいかもしれません。

4.2発給弾に関してよくある質問

2発給弾に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.電動ガンの寿命も関係しているのか?
A.部品の劣化によって2発給弾が起こることもあるため、関係しているといえるでしょう。特に、長く使い続けている電動ガンは、さまざまな不具合が起こりやすくなっている状態です。一般的に、電動ガンの寿命は正確に決まっていません。寿命は使用する人やカスタム内容によって異なるため、1箇所のパーツを交換しながら長く使い続けている方もいます。劣化したパーツをこまめに交換していけば、数十年使い続けることもできるでしょう。

Q.2発給弾が起きたときに確認すべきことは?
A.ノズルが最先端で止まっているか、どの位置で止まっているか確認してください。タペットプレートが1番ノズルを引いた状態で止まっていると、チャンバーに弾を送り込める状態になっているので2発給弾が発生します。ノズルの最先端で止まった状態でスタートすると、2発出すことになるのです。チャンバーをのぞきながら空撃ちし、ノズルが毎回チャンバーから見えない場所で止まるようであれば、最先端で止まってしまっている証拠となります。

Q.パッキンを選ぶ際のポイントは?
A.新しいパッキンを選ぶ際は、気密の向上が期待できるタイプがおすすめです。気密の向上が期待できるパッキンは、2発給弾を未然に防ぐことができるでしょう。パッキンの口の内部に突起があるタイプは、給弾ルートから上がってきた弾がチャンバーに勝手に流れ込んでしまうのを防いでくれます。自分で選べない方は、ミリタリーショップの店員に尋ねるといいでしょう。

Q.チャンバーパッキンが不具合を起こす原因は?
A.ほとんどのチャンバーパッキンはゴム製なので、気温や湿度が不具合や劣化につながります。基本的に、ゴムは寒いと硬くなり、暑いとやわらかくなるものです。また、やわらかい状態のときはグリップ力が強くなり、硬くなるとグリップ力が弱くなります。そのため、寒い時期に使うほうが柔軟性がなくなり、電動ガンの発射性能が落ちてしまうのでしょう。チャンパーパッキンに負荷がかからないように、季節によって最適なタイプに交換する方もいます。

Q.電動ガンの修理はいくらぐらいかかるのか?
A.故障原因や劣化状態によって異なりますが、およそ5,000円~で修理できるでしょう。ただし、この値段はカスタムしていない電動ガンの場合です。カスタムしている場合は、複雑な構造になっているので通常よりも高額になってしまいます。修理を依頼する際は、どのような作業にいくらかかるのか見積書を確認することが大切です。

まとめ

2発給弾が起こる原因は、チャンバーがゆるかったり、パッキンやノズルに不具合が起きていたりするなど、さまざまです。まずは、どのような状態になっているのか、しっかりと現状を把握してください。自分で原因が分からない場合は、ミリタリーショップやサバゲーフィールドにいる詳しい人に相談するといいでしょう。サバゲー経験者であれば、2発給弾の解消方法について教えてくれるかもしれません。直接教えてもらったほうが、原因が分かりやすく理解しやすいでしょう。