中古ガスガンの利点と注意点は? 知って得するガスガン基礎知識!

暑い夏が終わり、スポーツの秋が始まりつつあります。アウトドア・インドア問わず、サバゲーがより活発に行われるようになる時期です。それに伴い、新しくサバゲーを始めようとする方や、新しいエアガンの購入を検討している方も多いことでしょう。そこで、今回はガスガンに焦点を絞ってご紹介します。中古ガスガンの選び方や注意点などに関してもご紹介するのでお見逃しなく!

  1. サバゲーにおけるガスガンとは?
  2. ガスガンの中古品について
  3. サバゲーにおけるガスガンの選び方
  4. ガスガンに関するQ&A

ガスガン初心者が知っておいて損のない情報を厳選してご紹介します。これからガスガンの購入を検討している方は、ぜひ最後までお付き合いください!

1.サバゲーにおけるガスガンとは?

まずはガスガンの基礎知識を知っていきましょう。

1-1.ガスガンってどんなエアガン?

通常のエアガン(エアーコッキングガン)が空気の圧縮を利用してBB弾を発射するのに対し、ガスガンはガスの圧力を利用して発射します。これだけだと、ガスガンのメリットがないように思えますが、エアガンは発射するたびに『コッキング(ピストンを後退させて空気を圧縮すること)』を行わなければいけません。しかし、ガスガンはガスが気化する力を使うのでコッキングをせずとも発射できます。連射が効くので、エアーコッキングガンに比べて使い勝手が良いのがメリットです。ただし、冬に弱いという大きなデメリットがあります。冬は寒さでガスの気化率が下がり、性能が低下することから通年で使用できません。そのため、メインウェポンとしてはあまり用いられず、サブウェポンとして使われていることが多いようです。

1-2.一番人気はオートマチックハンドガン!

ガスガンで人気があるのは圧倒的にハンドガンでしょう。ハンドガンはオートマチックとリボルバーに大別することが可能です。オートマチックはマガジンを使用するので弾を多く装塡でき、継戦能力にたけています。リボルバーは大口径弾を使用できるので一撃必殺の威力がありますが、そのかわりに装弾数が少ないのがデメリットです。こう聞くと、どちらも一長一短あって甲乙つけがたいように思えますよね。しかし、これは実銃での話です。使用するのがただのBB弾である以上、リボルバーだからといって威力や飛距離が伸びるわけではありません。威力が同じである以上、5~8発しか装塡できないリボルバーよりも、20発前後の装塡能力を持つオートマチックのほうが優れているといえます。リボルバーはかっこいいので憧れる方も多いと思いますが、サバゲーに使うことを考えるのであればオートマチックがおすすめです。
ちなみに、ハンドガンの中で特に人気があるのは「コルトガバメント」「グロック」「ベレッタ」あたりでしょう。中でも、コルトガバメントは根強い人気があります。ぜひ、参考にしてみてください。

1-3.ガスガンの価格相場はどのぐらい?

一般的なガスハンドガンは1万円前後です。アサルトライフルなど、大型の銃となると4万~7万円程度になります。ガスガンは安い買い物ではないので、サバゲー用として購入するなら冬に使えなくても大丈夫かを考慮してからにしましょう。精密射撃競技(APS)用やお座敷シューター用なら使用環境が主に屋内なのでその限りではありません。
ちなみに、お座敷シューターとは主に自宅の屋内に簡易的な射撃場(シューティングレンジ)を作り、的に向かって射撃する遊び方です。エアガンメーカーが最初に想定していた本来の遊び方でもあります。

2.ガスガンの中古品について

ガスガンは高価なので中古品の購入を検討している方も多いでしょう。この項目では、中古品を購入する際の基礎知識をご紹介します。

2-1.中古品需要は高い

前述したように、ガスガンは比較的高価です。そのため、特に学生の方など資金に余裕のない方に中古品は非常に人気があります。ネットオークションやフリマアプリだけでなく、中古のエアガンを専門にしたお店もあるので、ぜひご利用ください。

2-2.よくある中古品トラブル

中古品は安値でガスガンが買えるメリットがありますが、同時に不良品とあたってしまうデメリットもあります。よくあるトラブルは以下のとおりです。

  • 正常に作動しない
  • 破損している
  • 汚れている
  • 付属品がない
  • 弾がまっすぐ飛ばない
  • 初速が低い
  • 異音がする
  • タバコ臭い

中でも一番やっかいなのは正常に作動しないことです。サバゲーを楽しみたい方は注意しましょう。また、意外と重要なのが臭いです。臭いは常に伴うので、観賞用にしてもサバゲー用にしても大きなデメリットとなります。
インターネットで中古品を購入する際には、出品者の評価などを事前に確認して、不良品をつかまないようにしましょう。

2-3.購入する場合のチェックポイント

2-3-1.動作確認を行う

ネットで購入する場合は、必ず動作確認済みのものを購入しましょう。また、動作確認がされていないのであれば、出品者に確認してください。この際にごねるようであれば怪しいので避けたほうが無難です。また、「動作確認をしました」と嘘をつく場合もありますが、メールなどを残しておけば証拠になります。詐欺で警察に訴えることもできるので、いずれにせよ言質を取ることが重要です。また、未使用品でも動作確認は必要となります。開封されていない未使用品でも、保存環境によってはサビなどが原因で動作不良を起こすことがあるからです。

2-3-2.カスタム品は避ける

どのようにカスタムされているのかわからないので、初心者は避けたほうが無難です。また、BB弾の初速が一定値を超えると法律では銃器扱いになります。改造が度を超えていると銃刀法違反の罪に問われる可能性もあるので、この点も初心者が避けるべき理由です。ただし、自分でもカスタムするような上級者で、カスタム内容や法律などをしっかりと把握している方はその限りではありません。

2-3-3.金属製の製品は購入しない

海外製のエアガンなどには金属製のものがあります。しかし、日本の法律では、主要部分に金属が使われているエアガンは模造拳銃の扱いになり、刑罰の対象になることがあるからです。弾を打てる構造であるかどうかは関係ありません。そのため、モデルガンでも刑罰の対象です。明確な規定があるわけではありませんが、念のためメタルフレーム・メタルスライドなどと書かれた製品は購入しないようにしてください。

3.サバゲーにおけるガスガンの選び方

がむしゃらに選ぶだけだと、購入後に後悔することにもなりかねません。ガスガンの選び方を把握しましょう。

3-1.用途から選ぶ

まず、どのような用途で使うのかを決めましょう。メインウェポンとして使うのであれば、アサルトライフルを選ぶのが一般的です。ただし、ガスガンは前述したように冬に性能が落ちてしまうので、通年で使いたいのであれば避けたほうが無難でしょう。サブウェポンで使うつもりなのであれば、グロックなどのハンドガンがおすすめです。また、ガスガンは電動ガンに比べて見た目がより実銃に近いですし、オートマチックガスガンのほとんどにブローバックが搭載されているので反動や挙動にもリアリティがあります。コスプレ(なりきり)を意識しているのであればガスガンは欠かせません。ちなみに、ブローバックとは「ガスの圧力で後退する薬莢(やっきょう)の動きを利用して自動的に次の弾を装塡する方式」のことです。

3-2.メーカーから選ぶ

エアガンで最も有名なメーカーは「東京マルイ」です。品質がよく種類も豊富なので、基本的に東京マルイのエアガンを購入すれば外れはありません。
また、「マルゼン」も東京マルイに次ぐ規模のエアガンメーカーです。精密射撃競技用のエアーコッキングガンであるAPSシリーズで知られています。APSは独自の発射システムを採用しており、その精度の高さはエアピストル競技の練習などにも使えるほどです。
ほかにも、ガスブローバックガンを世界で初めて開発した「タナカワークス(株式会社タナカ)」は、ガスガンに一日の長があります。ガスブローバックガンの購入を検討している方にはファーストチョイスになり得るでしょう。
そのほか、マルシン・KRYTAC・タニオコバ・コクサイ・ウエスタンアームズなどがあります。

3-3.手入れ方法

手入れには以下の3つの作業が基本となります。

  • バレルクリーニング
  • マガジン点検
  • 外部点検

最も重要なのがバレルクリーニングとなります。バレルというのは銃身の意味で、その名のとおり銃身内部の清掃作業のことです。サバゲーを行うと砂煙などで銃身内部が汚れてしまいます。掃除を怠ると摩擦で飛距離が落ちたりまっすぐ飛ばなくなったりするので、サバゲーをプレーした後は必ずバレルクリーニングをしましょう。
マガジン点検はスプリングがしっかりとしているか、砂などの異物などが入り込んでいないかを確認します。特に砂が入り込みやすいのでしっかりと調べてください。異物などが入っていたら、ネジを回して分解して清掃・部品交換などをしましょう。
外部点検は付属品の状態やネジ類の緩みなどを確認する作業です。特に、スコープがずれていると正確に狙えなくなるので、照準が合っているかどうかを念入りに調べましょう。

3-4.購入場所

3-4-1.ダイレクトショップ

最も良いのはメーカーから直接購入する方法です。メーカーのダイレクトショップなどから購入しましょう。偽物をつかまされる心配もありませんし、トラブルが起きてもメーカー対応なので安心です。

3-4-2.ミリタリーショップ

エアガンやミリタリーグッズの専門店で購入するのもおすすめです。店員さんの知識が深く、相談をしながら自分に合ったエアガンを購入できるのが一番のメリットとなります。デメリットは、お店の数が多くないことと、そのほとんどが都市部に集中している点です。お住まいの地域によってはアクセスしづらい場合があります。

3-4-3.サバゲーフィールドのショップ

ほとんどのサバゲーフィールドにはショップが併設されています。品ぞろえはあまり多くはありませんが、その分、人気の高い銃をそろえているのでガスガンのよしあしがまだわからない初心者の方におすすめです。また、店員さんや利用客も詳しい方が多いので、初心者の方が相談するのにうってつけでしょう。

3-4-4.ネット通販

大手通販サイトなどでもエアガンは販売されています。メリットは、品ぞろえが豊富である点です。全国のショップが出品しているので、どんなエアガンでも購入することができます。ただし、実際に持つことも見ることもできないので、思ったものと違って後悔するケースも珍しくはありません。

3-4-5.ネットオークション・フリマアプリ

ネットオークションやフリマアプリでも出品されていることがあります。ネットオークション・フリマアプリは中間マージンがないので、比較的安く購入できるのが特徴です。しかし、ほとんどは中古品ですし、出品者も個人なので、詐欺や不良品のリスクを想定する必要があります。

3-5.ガスガンを購入する際に注意すべきこと

何度もお話してきましたが、中古品には気をつけましょう。特に、カスタムしてある中古品は故障のリスクと違法性のリスク、2重の意味での注意が必要です。また、ネットオークションやフリマアプリでは、3Dプリンターで作った偽物や外国製の偽物などを販売している悪徳出品者も居ます。代金の支払いには代引きなどを利用して、損をしないように気をつけましょう。

4.ガスガンに関するQ&A

Q.電動ガンとガスガンはどっちが良いのですか?
A.威力、初速などはガスガンのほうが高いといわれています。また、ガスガンは実銃に近い見た目・動作・反動があるので使用する楽しさがあるのも良い点です。電動ガンは電気の力でモーターを高速回転させるので、ガスガンに比べて連射性が高いメリットがあります。しかも、季節に影響されないので通年で使えるのも利点です。競技用エアガンとしては電動ガンのほうが優れています。メインウェポンは電動ガン、サブウェポンにガスガンとするとバランスが良いでしょう。

Q.屋内フィールドでも手入れは必要ですか?
A.屋内フィールドは汚れにくいので、屋内フィールドでだけプレーするのであればそこまで頻繁な手入れは必要ないでしょう。しかし、屋内でもホコリは舞っているので、完全に手入れが不要というわけではありません。定期的な手入れは必要でしょう。

Q.ガスガンは冬には役立たずですか?
A.インドアフィールドであれば、ある程度の空調設定がされています。冬でも20℃前後の気温があれば十分に使用可能です。ですから、役立たずということはありません。

Q.中古のガスガンが不良品だった場合はどうすればいいですか?
A.購入先の店や出品者などに連絡をして返品させてもらいましょう。応じてもらえない場合は、出品サイトの運営に相談するか、国民生活センターに相談すると良いでしょう。

Q.18歳未満でもガスガンは使用可能ですか?
A.多くのガスガンは18歳以上用ですが、中には14歳以上用のものなども売られています。

まとめ

いかがでしたか? 今回は中古のガスガンに関する情報をご紹介しました。ガスガンは実銃に近い挙動や反動などから根強い人気のあるエアガンです。一般的なエアガン(エアーコッキングガン)に比べて高価なため中古が人気で、活発に取引されています。ただし、中古品は性能の劣化・傷や汚れ・臭いなどのリスクもあるので注意が必要です。また、購入方法はいくつかありますが、ネットオークションやフリマアプリを使う際には詐欺に合わないように気をつけましょう。今回ご紹介した情報を活用して、ぜひ自分好みのガスガンを見つけてくださいね。